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小松左京さんが、7月26日に亡くなられました。
昨晩はひとり左京さんの事をあれこれ思い、ご冥福を祈りました。 左京さんとの出会いは、1982年。 くわしいことは、「小松左京マガジン第11巻(2003年7月)コラム:CGデビューの鍵は左京さん!」に書いたので、原稿を探してみたのですが見当たりません。 今一度、左京さんと出会った昔を振り返ってみます。 大学3年生だった私はCGに興味を持っており、左京さんが主催者のひとりでもあったコンベンションNICOGRAPH’82に参加しました。 セッションでは英語や業界用語が飛び交い、あほ大学生の私にはちんぷんかんぷん。おもいっきりアウエィな気分を味わい、速攻帰りたい気分で一杯だったのですが、参加費は当時で10万円!と高額。大阪〜東京までの新幹線とホテル代まで出してもらった私は、親に申し訳なく思い、元は取らなきゃとパーティに参加。 しかしここも映像業界関係者や大学や企業の研究者ばかりで、さらに居場所なし状態。おしゃれして参加したもののパーティコンパニオンに間違えられて、知らぬおじさまのお酌をしたりして「なにやってんだろ〜私!(泣)」となっていたところ、小松左京さんのお姿発見! 確か彼は大阪出身のはず。と、思い切って声をかけました。 「CGに興味があるのですが、大阪に住んでいます。どこで学べばよいでしょうか。」 左京さんのお返事はつれなく「東京かアメリカにいかんと無理やね。」 撃沈した私ですが、へこたれずに大阪で行われた「アメリカのCG事情と、どう発注するか」のセミナーに参加。 そこで講師をされていた電通の加藤圓さん(後に筑波博や花博のプロデューサー)に大阪大学工学部助教授の大村皓一先生(現宝塚大学教授)をご紹介いただき、弟子入りします。 大学4年生になり夏休みに作った最初の作品を、第2回目のNICOGRAPH’83のコンペに応募。1分間のCGアニメーション作品は世界中からの応募作品の中、第2席を受賞。ホテルオークラで行われた表彰式で左京さんと再会しました。 つづく
by kiri-works
| 2011-07-29 22:57
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